2016年10月3日月曜日

自分に余裕を作る

大学教員に久しぶりに戻ってから、本当に思うのが、最も能力を要する仕事の一つだなあと思います。教育能力・研究能力・臨床能力を兼ね備え、学生・臨床家と協力して創っていくというマネジメント能力も必要とされる。なかなか大変です。学生を教育しつつも、実習などで臨床の先生方にもお世話になります。長いこと臨床もやってきつつ、大学での教育経験も持っているのでどちらの状況も少しは分かるかなあと思います。今までにないような3者で創る関係ができればいいなと常に思っています。口だけではなく、本当に実行していくためには常に自分に余裕を持っていたいと思います。

新しい職場になり1ヶ月経ちましたが、帰りに京浜東北線が5回近く止まりました。遅延する京浜東北線は乗車率200%のすし詰め状態になることも多く、こういう時は皆殺気立っています。「痛い痛い」と声を上げたり、怒ったり。そんなときに「あー気持ちはわかるけど。余裕が無いんだろうなあ」と思って聞いています。そもそも京浜東北線は日本トップレベルの混雑路線です。僕は車通勤が好きで、席に座りたい方なのでイラッとする気持ちがないわけでもありません。こういうときにストレスは溜まりやすくなりますね。しかし、僕はこの路線に毎朝座って通っています。お陰で、よく帰りに止まっても、朝が座れているので、そこまでイラッとしません。

その理由は朝始発で出るからです。朝4:30には家を出て、5時40分には大学についています。常に一緒でルーティンです。大学にタイムカードはないですが、大体一般病院と同じ17:30に帰るようにしています。過去の経験から大学の先生は大体9:00とか10:00とかにいらっしゃる方も居ますが、9:00〜21:00で仕事しても、5:30〜17:30で仕事しても同じ12時間なので、僕は朝早いほうが効率的です。まあ、その中での時間の使い方もどちらかと言うと私は効率的な方だと思います。管理職ではないので12時間もあれば邪魔されずにかなり仕事ができます。

17:30に帰ることで、19:00前には家につきます。そうすれば子供や家族と2〜3時間は話ができます。そして21:00〜22:00には寝ます。朝は3:00〜4:00には起きます。早いですが6時間ぐらいは寝ています。学会中に飲んだときは6時位に起きる時もありますが、基本通常の仕事のときは飲んだ翌日も土日もこのペースです。尚、私は10年間ぐらい目覚ましをかけたことがありません。そうです。もう病気のレベルです(笑)。

夜、家族と話をすることは私には大切な作業です。なぜなら、だいたい週末は講演か協会などの仕事が入るので家族と過ごす時間が少ないです。そのためにも毎日話ができることは重要です。朝は皆が起きるまでいると、仕事に間に合わなくなるのと電車が混雑します。そして、たまに週末の休みができたときには外出したり、小旅行をします。月1回ぐらいのペースです。これらを通して、家族とは楽しく過ごしています。

自分にストレスの低い方法を選択しなくてはなー。っと。僕は、朝のラッシュが続くと気が狂いそうになるので、早く起きて動いたほうがいい。早く起きるのはそこまで苦痛ではない。だから始発でいつも山手線も京浜東北線も座れますw。自分で自分に余裕を作る。それもセルフマネジメントですね。荒れる日もありますが(ま、そんなときには家族や友人に愚痴りながらやけ酒でもしてw)、ルーティンは穏やかに過ごしたいですね。自分に余裕が生まれると仕事もはかどるなと思います。ま、今日のように深夜まで仕事をする日もたまには有りますがね。おかげさまで、職を変えても忙しさは続いております。忙しいウチが華です。





マネジメント本好調です。ありがとうございます。