ネット界隈では、中医協の戦々恐々としたデータに皆興味を示している様子。そりゃそうだ。バブルが崩壊する話ですもの。
実はその5日前の小樽臨床作業療法研究会さんで、回復期のまるめについては話をしていたので(その数ヶ月前にもマネジメント本にちょろっと書いていたw)、リアルタイムな話になったな。と思った。
しかし、マネジャーたるもの、あの中医協のデータぐらいで踊らされてはいけないと思っている。いかに早くから時代の潮流を読み、動向を窺うかは大切なことは当然であり、あれくらいは想定内にないと困る。これは別に偉ぶっているわけではなく、自分の下には多くの部下がおり、その生活を担っているという責任をマネジャーは常に抱えなくてはいけないからである。それがなければ、実質そう動いた時に多くのスタッフは路頭に迷うでしょう。
あのデータは、臨床だけの話ではなく、業界全体の話だと思う。すぐに養成校(特にPT)がダメージを食らうので、先生方はもちろん気にしているだろうが、仮にそうでない方がいらっしゃったら、検討された方が賢明だ。
昨日、いろいろ話をしていて、今回のデータをもとに提案が実施されたとすると、自分がその状態をwelcomeであるということを話したら、意外だと言われた(笑)。ダイレクトに損失を食らうからだろう。しかし、物事が健全な方に働くならば、welcomeだ。もうすでに、そうなった時のプランは何年も前から頭に浮かんでいるので、対策は十分にある。異常な業界から正常な状況に行き、質が改善されるのであれば、最終的には国民に寄与すると思う。
実を言うと、自分が行っている事業展開の提案はすでに8年前に作っていたものなので、それを時代に合わせて着々と実行しているだけなのです。
まあ、あのデータは色々な取り組みについてプラスの方向にも向いていますので、質的には追い風、量的には逆風なんでしょうね。ちなみに質的評価は看護必要度ということになるかな。本質的ではないですが。政策に踊らされながらどう生き延びるか。結局仕事はサバイバルですw。
ところで今日は東京は快晴でお勉強日和でございます。