2015年5月15日金曜日

書籍紹介 (ありがとうございました)

年度が明けました。いろいろみなさん忙しい日々を送られていると思います。自分は自分で言うのもなんですが、人生最大の忙しさです。病院業務がMAXで論文や書籍や研究、そして学会発表の準備がままなりません。さすがに戸惑っています。そんな中、カミさんが体調不良だったもので、家事も同時にやったり、まあ主婦は大変だなあと思いました。

昔、精神科の実習の時のスーパーバイザーに、「40歳になると限界が見えてくる」と言われて、当時はよくわかりませんでしたが、なんとなく今はわかります。明日の夜にちょっと頑張ろうと思います。

今日は懇意にしていただいている、TKBさんとのやりとりの中から、思い出させていただけましたので、ちょっと日記に書きたいと思います。

この3ヶ月ぐらいで実は3冊の本が出版されました。
自分は文才がないので、本を書くのは苦手ですが、このようなお話をいただけたので感謝しております。それなのに、お礼と紹介が遅れておりました。編者や監訳者の先生方に御礼と感謝の気持ちも含めて紹介したいと思います。

その1
高齢者のその人らしさを捉える作業療法



これは臨床OT学会でも一緒に理事をさせていただいている、やぶさんと愚痴さんプレゼンツです。実践メインで書かせていただいていますが、思い入れのある自分のケースとスタッフのケースを紹介しています。僕のケースは執筆が決まってから決めたので、いい感じの背水の陣です。著者は素晴らしい方ばかりですので、お手にとってみてください。

その2
終末期理学療法の実践


これは兵庫の日高先生と桑山先生からお話をいただき、作業療法士として書かせていただきました。依頼に「これだけは理学療法士にやめてほしい」なんてセンセーショナルな項目があり、戸惑いましたが、おふたりの他職種への理解と懐の深さを感じました。私はこのような理学療法の方々と働かれるOTは幸せだろうなあと思い、私とターミナルのクライエントとの物語を書かせていただきました。クライエントも喜んでくれていると思います。


その3
脳卒中のリハビリテーション 生活機能に基づくアプローチ



これは名著、stroke rehabilitationの訳本です。この本のフレーズを読んでいて、何度も震える体験をしました。機能と生活が結びつくことが書かれています。
依頼は、懇意にしている、監訳者の松原さんからでした。私は英語が得意ではないのですが、まさかのボリューム約100ページという。。。
かなりのキラーパスでこの本の訳は、高齢者の執筆の締め切りと重なっていましたから、この時期は地獄のように毎週末徹夜していたのを覚えています。間に合わん〜〜〜と思った時に、ちょうど良いこと?に体をダニに侵された病にかかったので、その出勤停止中に仕上げたという思い入れの深い本です。終わった時には英語が嫌になりましたw。
原著に書かれているグレンさんの素晴らしいセリフがうまく伝わるかどうかが心配ですが、非常に名著だと思います。


こんなに色々な機会をいただけているのは本当にありがたく、出版に関連して私に関係した全ての方々に感謝しております。皆様も機会があったら、お手にとっていただけましたら幸いです。

そして、そんな文才のない私も、現在事例本Ⅱこと、マネジメント本の執筆にかかりました。
事例あっての事例本、現場あってのマネジメント本

とでもいうべき、OBPの環境を作るための本です。
OTさん、Tomoriさん、琉球OTさんと企画を修正しつつ、本格的に動きましたが、皆様にお届けできるのはもう少し先ですので、また出版の際には冷やかし程度に見ていただけましたら幸いです。


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