2014年3月7日金曜日

死んじゃうかもよ

最近色々タスクが多くて、ブログネタもたくさんあるんですけど、根っからの効率主義者のものですから優先順位を色々考えて、最近ご無沙汰しています。そのなかでもまずはこのネタから。

夜な夜な、再来週に迫った学会長講演のスライドを作っています。大枠の骨組みはできたのですが、スライドはまだ5枚位という。あれあれ。しかし、皆さんと船出を祝うべき講演にしたくこれから頑張ります。

今日は、そんな素晴らしい学会に発売される、通称「事例本」について。

2年以上前のある日、私は本屋さんにいました。そこで、PTの本の多さとOTの本の少なさにびっくりしました。誰か偉い人OTの本一杯書いてくれってブログに書きました(その時のくだらない話はこちら

その2日後に@miyakosobaさんから私と@samuraiさん@ryukyuさんにメールが来て、メールのタイトルは「シンクロニシティ」。ちょうど侍さんといつか本書きたいね〜って言っていたんですよっ、トップダウンの事例の書き方(仮)っていう内容だった。今読み返してみると、めずらしくmiyakosobaさんが長文のメールを送ってきてたなと思う(笑)
それが、2012年1月30日。
本を書いたことはあってもその時はまだ発売されていなかったし、ちょろっとしか書いていなかったので、正直えっとは思ったけど、当時、別にコネがある訳じゃないし、まあいつかの夢だね的な話だった。一方で、Top down式の事例報告のスタイルは既に病院であるていどやっていたし、学校の先生がいらっしゃるたびに、褒めて頂けるし、学校でも取り入れたいと言ってみえるので、そういうことを発信できたら、日本の作業療法の一助じゃなるんじゃないかなと漠然に妄想したのを覚えている。

そこから、Tさんの助けもあり、医学書院さんとコラボさせて頂き、その後の流れがきまったのが半年後。そして、日本の作業療法会の錚々たる先生方にも執筆して頂き、完成を迎えました。それぞれの編集者の知り合いにお願いして、完成にたどり着きましたが、本当に凄いメンバーだなと思いました。ありがとうございます。


医学書院の素敵なラウンジ かっこいいわぁ

ここまで来るのは結構色んなことがあって大変だったけど、振り返ってみれば楽しかったかな。本当に、皆で写真とかレイアウトに編者はこだわりまくって、担当さんを困らせるし(ホントすいません)。miyakosobaさんが的確に指示したり、侍さんと自分であたふたしたり(笑)。そして、琉球さんはオムツはきながら事例本の件でメールしたり(いまオムツですってメールに書いてあった 笑)。人生の中で忘れられないイベントになることは間違いないです。

最後に読み返した時に本当に面白いことが書いてあるなというか、この前出した論文やCOTで引用したい当院のスタッフが一杯いる(笑)。この本が少しでも臨床で悩む、また、医学モデルと作業モデルの狭間で悩んでいる人の一助になれば良いと思います。

むかし、侍さんが講演で「フローレンス・クラークが好きで、この文章読んで死にそうになった」と言ってましたが、事例本の出来上がった姿を一目見たら、編者一同死んでしまうかもね(笑)。それは冗談として、みんな泣くかも(笑)


日本臨床作業療法学会で先行発売です。




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