2020年1月1日水曜日

あけましておめでとうございます(去年の振り返り)

あけましておめでとうございます。昨年もお世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。まず初めに、あるあるですが、SNSなどでお誕生日をお迎えになった方への挨拶があります。正直に申し上げますと、僕は無精者ですので、あまりチェックしていないのと、どこまでの方にご挨拶に悩む人間です。ですので、全国のご友人、お知り合いの皆様、昨年のお誕生日おめでとうございます。そして今年のお誕生日もおめでとうございます。

去年の反省と来年の目標。
・研究 
5本(主著1本)。友人の友利さんをはじめとして、齋藤さんや大野くんなどいろいろな人にお世話になりました。難産だったシステマティックレビューがようやくアクセプトされました。学生と一緒にやったものでしたので思い入れがありました。プロジェクトも新しく出たので、来年は拍車をかける予定です。アクセプト主著英文2本、和文主著2本は少なくともいきたいと思っています。

・講演
去年は学校の授業を合わせて16本ぐらいでした。例年より少なくなっていますが、協会の仕事などボランティアワークが増えたので、忙しさは変わっていません。来年はボランティアワークを少し減らしたいかなと思います。講演依頼もあれば基本行きたいと思います。2月に福岡、北海道、3月に東京など決まっていますが、今年よりはどんどん行きたいですね。ブラッシュアップは重ねていきたいと思います。特に管理系の話については、お世話になった板橋での具体例については、もうやめて3年も経つので講演内では封印しようかなと思います。新しい知見で話ができたらと動いています。講演自体もいろいろな発信の仕方があるので、聞いてくださる方のメリットになるのであれば、来年は手を出してみても良いかなと思っています。

・教育
テーチングポートフォリオは1科目作成(管理学)したので、もう一つ考えても良いかなと思います。今年は同行型実習もいろいろな先生方の協力で拡大したので、また少しブラッシュアップしたいなと思います。一方で、卒後教育も大事かなーって思ってきているので来年はあらたなプロジェクトを1つはやりたいなと思います。

・海外
昨年は友利さんのお供で様々な国へ行くことができました。海外の文化や海外で英語で話をさせていただく機会もあり、本当に良い勉強になりました。来年も海外は数カ国行く予定で、また楽しく勉強させていただこうと思います。


・発信
SNSはTwitterがメインになり、Facebookはほぼなし、ブログもほぼ更新なし、Instagramもほぼ見ていない感じですね。少し修正していきたいかなと思います。ちょっと市場調査をして狙いを定めていく予定です。

・健康
登山をすることで体重管理をしていますが、腸活は不十分でしたね。年始はよかったのですが。来年はお腹を下す回数を今年の半分にしたい(笑)強い腸を獲得したいので、良い方法があったら是非教えてください。

・ワークライフバランス
本格化しようと言っていた登山は行けるようになりました。そういう意味では達成ですかね。来年はアイゼンつけて登ります。

・生き方
今年で四十五になります。私の好きなアーティストの一人椎名林檎氏が、40超えたら好きなことが言えるようになったとインタビューに答えていました。椎名氏が40だったら、まあど素人の僕は45まで待ったら良いだろと(笑)勝手に思いました。SNSで攻撃性が高くなるのはと気をつけていましたが、あと人生もOT人生もともに半分過ぎたと思いますので、個人的な意見としてダメなもんはダメと言っていきたいなーと思います。

・環境
盟友、友利さんや竹林さん、そして同じ職場の大野さん、今でもいろいろしてくださるイムスの方々、COTの理事たち、様々な方に助けられ去年も楽しい日々を送れました。今年も周りに助けられていきたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。


追伸
僕は岐阜生まれなので、海に沈む夕日を見るのが夢でした。南の島に行ってもなかなか夢は叶いませんでしたが、一昨年に館山で見ることができました。5日ほど前に、同じ南房総で写真に収めることができました。初日の出ではないですが、夢が叶ったので初日の出の代わりに。

長文失礼をいたしました。

2019年9月23日月曜日

切実な悩み

こんばんは。かなり久しぶりの投稿です。びっくりすることに9ヶ月ぶりです。

本日、教え子が来ました。職場でのお悩み相談です。この悩みが非常に昨今の臨床の一部を反映していると思いましたので書きました。内容は、急性期18単位をとり、残業はするなとのお達しで、嫌気がさしているとのことです。もう、こんな不正の理不尽の中に生きるのであれば、作業療法士を辞めようかと思うとのこと。正直、あーよくあることだなと思ってしまいましたが、若い世代の可能性がそがれることはひとえに悲しい限りです。僕は個人的見解としていくつかのことを言いました。

①急性期でアベレージ18単位でノー残業は完全なる無理ゲーです。
 移動の時間、記録の時間、他職種との話し合い、カンファレンスなどを考えると、不正をしない限り無理です。また残業ありきの仕事体制は良い管理と言えません。この指示が真実であれば、管理職の管理に問題があると言えるでしょう。

②残念ながら、このような施設は半数かそれ以上あるであろう。
 もちろん優れた管理者も沢山いらっしゃいますし、存じ上げておりますが、残念ながら、コンプライアンスを守っている方が少ない現状がある個人的印象です。特に、施行時間に関してはそう言えると思います。移動の時間など含めていませんか?セラピストは車椅子を押しているだけ、エレベーターを待っているだけ。数え始めてたら枚挙にいとまがないでしょう。個人の倫理観が必要になります。

③労働基準監督署に訴えるのは得策か?
 本日、そのようなことも聞かれました。労基に訴えるのも一つかもしれません。しかし、ものすごい労力と、犠牲を払います。経験があるものが言っているので間違い無いです。自分で良かれと、集団でまとまっていったとしても、職場が荒れます。結果、残業代の支払いや、単位の是正が行われたとしても、職場が荒れることで、真面目にコツコツやっている人が病んだりします。私はそれに心をかなり痛めました。慎重に色々考えて、実行した方が良いのではないかと思います。

④今後の動向は?
 私の見る限り、今後このような悪環境の職場は拍車がかかると思います。厚労省が出したように、理学療法は早々に人数が充足します。実際今日来た学生の職場もPTは募集をしておらず、OTは足りないから募集とのことです。充足はそこまでやってきています。充足すると、その先は就職先がなくなるので、実力がない人は退職しなく(できなく)なります。ともすると、離職しないのであれば職場環境に多少無理を言っても大丈夫だろうと思う上司が少なくないと思うのです。そうなると、現状より悪くなる可能性があります。


悪いことばかり言うようですが、じゃあどうすればいいのか?ですが、簡単なのは自分が辞めればいいわけですが、業界のためには管理者が正しい管理をするようになることだと思います。管理者が倫理やコンプライアンスを守れない方であれば、組織も業界も悪くなります。しっかりと実力をつけ、正しい管理をできる人が代わって管理をするようになるなどが望まれるでしょう。若い方は、上が詰まっていると悩むかもしれませんが、下克上を狙って頑張ってもらいたいと思います。




2019年1月3日木曜日

本年もよろしくお願いいたします。

あけましておめでとうございます。本日は息子の自転車の練習に付き合いましたが、ヘリポートの円の白線上を走れと言ったらまさかの娘が自転車で運転して、息子が走ると言うこの上なくシュールな展開になりました。最終的によく上達して息子が自分で乗れるのも時間の問題です(笑)

家族との時間はいいですね。

年が明けました。1年経つのが早くてしようがありません。たかが、3日ですが思うことが多々あります。

1.臨床作業療法学会の理事
正月から、無給なくせに色々研修会など各理事があーでもない、こーでもないと動いています(笑)本当に素晴らしい人たちです。少しは休めばいいのにと休みまくりの会長です。こういう理事に囲まれて幸せやなと思います。目標設定や研究法、そして浜松学会と目白押しです。奮ってご参加ください。

2.今年はワークライフバランス
去年1年、休みつつも月1ぐらいの講演を行い、非常に充実しました。人生の半分以上終えたと思うと、いつ死ぬかわかんないこと、僕より若い人たちがすごく元気がいいので、自分の人生ある程度楽しむのもありやなーと今年も継続したいと思っています。よく遊びよく学び、今年は海や去年から始めた登山を本格化して楽しみたいです。

3.講演など
去年はお断りして申しわけありませんでした。昨年お断りさせていただいた方もご依頼いただければ優先的に善処させていただきます(笑)。しかし、すでに来年度もすでにそれなりに埋まっていますので時期は要相談で(笑)。その他も事業としてコンサルティングなど(すでにやっていますが 笑)本格的に始めます。

4.研究
去年の下積みだったので、今年は花開かせれるよう頑張ります!結構面白くなってきそうです。色々発信していきたいです。

5.生き方
良き仲間に囲まれて幸せに生きています。僕は人が全てだと思っていますし、人より秀でていることは信頼できる人が人よりたくさんいることかなーと思っています。ガキの頃から40年以上常に人に救われて生きてきて今に至るまで色々ありましたが楽しく生きられているのも周りの仲間のおかげだと思っています。人生少なくとも半分済んだ今、40代の残り心豊かに、少しでも人の役に立てるよう、品良く生きてみようと思っています。

6.ツール
今まで頑なに拒んできた、Instagram(実は隠れてやっていたがほぼ全くみていなかった)とLINE(ゼミ生限定)をはじめようと思います。食わず嫌いはよくないなーと。学ぶことや業務の効率化が図れればなんでもやろうと。Instaはまだ発信していないですが、テキトーに発信してこうかなと思います。発信系は皆様がほっこりするような、または役に立てるような学術情報など、流していきたいと思っています。

7.健康
死が近づいてきた感がすごくします(笑)。いやマジで。今年は運動に加え、前述のように登山、そして、食生活や腸活(消化器系の癌で死ぬと昔から予言している)などしていきたいと思っています。

その他も色々ありますが、色々自分の自由気ままに、楽ーに楽しみながら生きる所存です。我が家の年賀状は毎年ウケる内容にしていますが、今年はこれですw ちなみにコピペじゃないですよ(笑)全部一から作っています(笑)。皆様にもおすそ分けw 毎年面白年賀状を心がけています。


今後ともご支援よろしくお願いいたします。

澤田


2018年12月28日金曜日

恒例 振り返り!

今日は車の掃除をするはずだったのに、まさかの洗濯機がエンジン全開音がすごく、修理のため家にステイしなくてはならんです。今年も大詰めですが、皆さんも予定たまりまくりじゃないですかね?

今年もあっという間に過ぎ、毎年恒例の今年の反省です。1月のブログでの目標を振り返ります。

・SNS発信は無理しない。その代わりブログは月1更新
 これは◎。なんとか月1達成できました。もう少し中身があることを書かないとなと思います。来年の課題です。

・授業の内容をブラッシュアップ
 これは◯ですね。ブラッシュアップできましたが、新規の授業もまた増えたので、来年もまた継続課題です。来年はティーチングポートフォリオを1つぐらい作りたいなと思っています。

・飲み会を少なくする
 これは❌かなー(笑)多い。実はお酒は飲まなくてもいい派ですが、かみさんの実家に来てから義父が晩酌するので家でも飲む機会があります(笑)特に外が多いので、来年の飲み会は厳選します。

・研究を2−3プロジェクト進め、論文を?本(?には具体的数値あり)書く。
 これは△。研究は実際に2−3プロジェクト進んでいます。ほんと友利さんをはじめとしたチームのみんなに色々教えてもらって成長しました。論文はまー書いていますが、実際のAcceptはBJOTのみだったので。もう一本は最近ようやく査読者が見つかったので、年明けに向けてええ風に動いて欲しいですね。今年は基盤作りでしたので、来年は拍車をかけます。

・毎日英語に接する(英文を読む)
 これは◯にしとこうかな(笑)11-12月がダメな日がありました(笑)論文修正や授業の準備などでドタバタしてしまいという言い訳ですが、その他の月は概ね合格だったと思います。来年はぼちぼちやっていこうと思います。

・講演は控えめに
 これは◯ですねー。いくつか断ってしまって大変申し訳ございませんでした。しかし、おかげさまで色々できました。来年からは少しはパワーアップしたのを提供できるか???とりあえずCOTがらみが2、3月、6月にリハ医学会と業者のセミナーが入っています。ご興味のある方は是非どうぞ。でも来年も今年と同じぐらいのペースでいいかな。

・家族サービスはする
 これは◎といいたいところだが、家族の実感がないようなので◯(笑)私自身もいい体験ができたので、来年もキープしたいすね。

・厄年終えて謙虚に挑む
 これは△。歳を重ねるにつれ、心豊かに品良く生きねばと反省です。運転研究関係の発信と幸せになるような発信に教官が多かったようですので、来年の発信は人のためになるよう、幸せになるよう、そして笑えるもの(笑)を謙虚に心がけていきたいです。

平均的に合格点かなと思います。来年も精進します。とりあえず今年のタスクは今年のうちに(笑)



最後まで読んでくださり、また本年もありがとうございました。良いお年をお過ごしください。

2018年11月30日金曜日

もうすぐ師走ですー

新しく違う病院で月1で始めた運転支援も、はや2ヶ月すぎ、昨日、今日と連続で実車評価です。まあ何とも贅沢な。いつも教習所の指導員の先生方にはお世話になっています。

おかげさまで「作業療法とドライブマネジメント」ご愛顧いただいているようです。
色々なものが網羅されていると思います。

ちなみに実車評価は僕の勤務としても今んところ完全ボランティアでやっています。
しかし、やはり見てみてわかるものもたくさんあります。
実車評価の研究は来月のおなじみの安全運転研で発表しますので、ご興味のある方は見にきてくださいね。

ところで、今年ももう終わりですねー。
色々、講演をお断りして、その代わりに僕の仲間に色々代打で行っていただき、本当に申し訳ないとともに、僕の代わりがより良いものになっているので、そもそもかえってよかったのかとも思っています。

おかげさまで、色々勉強させていただいたので、来年は頑張っていきたいと思います!

40代も半ばに突入。早く50が楽しみやなーって思います。

今年も終わり間近。スパートかけて頑張っていきたいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。


2018年10月31日水曜日

卒業研究

先日、卒業研究発表会がありました。

教員経験はトータルで5年ちょっとになり、卒論指導は4回ぐらいやったことありましたが、アドバイスを受けて今年から少し方針を変えております。

今までは学生中心で自分の好きなテーマでやってもらっていたんですが、今年からは私のテーマに関してをやってもらうってことです。これをやったことで飛躍的に色々変わりました。本当に色々変わりましたが、主に変わったことを3つぐらい挙げたいと思います。

・テーマが臨床的に欲されるものになった
 学生のテーマは本当に天真爛漫に好きなことをやるケースが多いですが、臨床的に欲されるテーマがあることは稀です。仕様がないですよね。臨床で働いているわけではないですから。
私のゼミはクライエント中心に関するものと運転に関するものの2班に分かれます。自分のテリトリーということで今年は4名のゼミ生がいましたが、どの研究も臨床の先生方が知りたい情報だろうなと思います。詳細はまた今度w

・研究の質が飛躍的に上がった
 これは本当にそう思います。以前は私の得意分野でないものもありましたが、今ががっつり合致しますので、文献の紹介から内容の指示までハイエンドなことを指導できます。しっかりとした手法を学ぶこともできますし、必然的に英文にも慣れます。

・学生のまとまりが出た
 同じようなテーマの人間が集まるので、共同できます。チームワークを大事にするゼミなので、これは良かったなと思います。

どのゼミ生の発表もかなり良かったなと手前味噌ながら思います。学生が結果を見せてくれたので、次はmy turnです!彼らと共著で載れるよう頑張ります!

最後まで読んでくださりありがとうございました!





2018年9月10日月曜日

学会かんそー

第52回日本作業療法学会に参加して来ました。
感想ですー。

・発表について
久しぶりに口述発表しましたが内容が看護のように教員同行型実習でした。これについては今もやっていますが、手応えを感じて来ています。
一方で、CCSに関する報告やシンポが多かったですが、言葉が一人歩きしている懸念を少々感じました。私が病院時代の管理者であった時、養成校からの依頼でCCS型実習を受けた経験や現在も様々な臨床家から話を伺ったことを総合すると、現場の評価は悪いものも多く、結局従来型と一緒で丸投げになっている印象を受けます。私は一応、CCSに肯定的な立場ですので何とか良くしたいなーと思うのです。どのような形であろうと、臨床との連携が一番の重要課題ではないかなと改めて思いました。



・イブニングセミナーについて
臨床作業療法学会で3名に登壇していただきました。満員御礼立ち見で600人越え。どうも皆様ありがとうございました。京極先生とは色々話をさせていただきましたが、本当クレバーで、爆笑でした(会場の方すいません)。竹林さんの話もはじめ難しいやろ、とたかをくくっていましたが、わかりやすかったです(竹林さんすいません)。統計の話は個人的に色々収穫があり、本学に京極研の卒業生清家先生が来ていただいて、毎週の研究会議で色々教えていただいた成果やなーっと勝手に感謝していたのです。その後の理事会もみんなで和気藹々。仲がいいのが売りですw さて、来年どうするかやなー。

・ナイトセミナーについて
こちらも開始時間がかなり遅かったのですが、満員御礼でした。加藤先生の話でした。わかりやすく、先行研究と実践を組み合わせていて、本当に尊敬できる内容でした。個人的に今年は講演をお断りして、学びを深めており、特に運転には力を入れているので膨大な量の先行研究の紹介にほぼついていけたのは収穫かなと思っています。うん頑張っていてよかった。ちなみにその後の懇親会でも加藤先生は最強で面白かったです。

・作業療法とドライブマネジメントについて
いよいよ発売になりました。ギリギリの発売で郵送してもらうようにしていたので、まだ持っていませんw  TKB上肢本には及びませんが(笑)、多くの方に手を取っていただいたようでよかったです。運転を頑張っている作業療法士の方々が書いている本ですので、運転支援をされる作業療法士の方は一度ご覧いただければと思います。


これからも精進して進まねばなーと思います。
最後に北海道の震災に遭われた方、心からお見舞い申し上げます。
読んでいただきありがとうございました。